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18. アメか、ムチか

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モグサにチャレンジ 更年期まっただなかの のどQは、調子が上がらない日も多いのです。 そんな時でも、頭の中は言い伝えやら昔話のことを考えてます。 小さい頃の記憶を辿ってみたり・・・ そんなある夜、目が覚めた時ふと思い出したのが、 「モグサすえるぞね」 という言葉。 子供の頃、何かしでかした時に聞いたことがあるような。 あと、浮気者の旦那さんに『お灸をすえる』のは、昭和のドラマにありそうな展開。 そういえば、最近はこのフレーズを聞きません。 モグサだって見なくなって久しい。 「モグサすえるぞね」 って言われても、今の子たちはポカーンですよね。 子供にはお仕置きでも、大人には気持ちよさそうだ・・・・ いても立ってもいられなくなり、次の日さっそくドラッグストアに行ってみました。 ありましたよ、お灸もモグサも。 絶滅危惧種かも、と勝手に思っていたので、モグサが普通に売られているのにビックリしました。 モグサさん、失礼しました。 お灸を選ぶ お灸は、いろんなタイプが置いてあります。 煙が出ないタイプ。 火を使わないタイプ。 ・・・ニンニク? よくわからないけれど、初心者向けっぽい『せんねん灸』の「ソフトきゅう 竹生島」というのにしてみました。 昔は、モグサを山型に盛って火をつけてた覚えがあるのですが、今のはお手軽! 火を付けて、裏のシールでツボにぺたっと貼るだけ。 やけどの心配も少なそうです。 この進化はウェルカム。 ところで、「モグサ」と書いたり「お灸」と書いたり、よく分かってないのがバレバレです 笑 えーっと、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛から作られるのが「モグサ」。 で、その「モグサ」を使って作られるのが「お灸」のようです。 「モグサ」が原材料名で、「お灸」が製品名になるのでしょうか。 ツボを選ぶ 症状からツボを探せるんですねえ。 肩こり、むくみ、胃もたれ・・・ スイーツを選ぶくらいウキウキ選んでる自分がいます(苦笑) 顔のシワなんてのも! 取れるのか?まさか? 夏の疲れで胃腸が弱ってる感があるので『足三里』と、万能と書かれてあるので『合谷』というツボをチョイス。 そんなに熱くないですし、熱く感じたら外せばいいので快適です。 かなり煙いですが。 個人差はあると思いますが、体が脱力し...

12. 高知の民間薬いろいろ

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  民間薬・・・医療の専門家ではない庶民の間に伝承されてきた薬のことで、その多くが植物起源の生薬である。(Wikipediaより) 『おばあちゃんの知恵袋』的なものですね。 今日は、その民間薬のお話。 薬事法にふれないように、そろりそろり行きます! 高知の万能薬といえば 高知の年配の方々から絶大なる信頼を得ているもの、それは『たぬきの油』です。 お腹が痛い、熱が出た、具合が悪い、切り傷が・・・ 全部『たぬきの油』の出番のようです。 「コレさえ飲んじょったら大丈夫」、処方箋にはこう書かれているはず。 万能薬的な位置付けなのでしょうか。 とにかく信頼は厚いです。 小さい頃に飲まされて嫌だったという高知県民も、たくさんいるのではないでしょうか。 具合が悪いときにクセのある匂いのものを飲まされるなんて・・・もう・・ でも、良い仕事をするのでしょうか。 今でも人気の民間薬です。 日曜市や道の駅で見かけます。 『たぬきの油』は、たぬきの脂肪から作ります。 夏場は意外にほっそりしているたぬき、冬に向けて脂肪を蓄えていきます。 だから、『たぬきの油』も冬場に作るのだそうです。 絵本などのたぬきは少しふっくら系なので、冬のたぬきなのかもしれませんね。 ゲテモノ系民間薬 もう亡くなった近所のお爺さんは、孫たちが熱を出すとミミズを乾燥させたものを煎じて飲ませていたそうです。 ミミズ・・・ 正体を知ったらギャー!ですよね。 意地でも熱を出すものか、という健康法なのか? でも、ミミズも信頼に応えていたものと思われます。 非常事態下で熱が出たら、使わせてもらうかもしれません・・・ マムシを焼酎に漬けた『マムシ酒』というのもあります。 毒をもって毒を制す、なのでしょうか。 もはやどんな時に飲むのかもわかりません。 ただ間違えて飲んでしまった奥様が、夜中に体がほてってしまい全く眠れなかったそうです。 ふふふ、新聞の怪しい広告っぽいですね。 ゲテモノはここまで、次は植物。 植物系民間薬 ドクダミは、人気の植物です。 色々な使い方があるようですね。 私は、ドクダミの花を焼酎に漬けたものを虫刺されにつけたりします。 さっぱりしているので、スプレーボトルに入れて冷蔵庫に冷やしておくと気持ちいいですよ。 肌にも良さそう~...