103. 「お水もらい」に、瀬戸の滝
今年の冬は、本当に雨が降りませんでした。 気象庁によりますと去年の12月からこの2月まで、東日本と西日本の太平洋側では統計を取りはじめた1946年以降、最も少ない降水量だったそうです。 雨が少ないと野菜が育たず・・・キャベツは高いし、ブロッコリーは見かけないし、不便が多い冬でした。 雨って大事。 そこに来て、各地で起こった山火事です。 もう恐ろしくて。 地面も空気もカラカラなので、火の勢いが止まらない。 日本中の人が、福島に雨よ降ってくれと願っていたのではないでしょうか。 雨の大事さを痛感しました。 降るとつい文句を言ってしまうんですけどね、てへ。 雨が降らなくてに困るのは、昔も今も一緒だったよう。 雨乞いの神様は各地にあります。 どんなに文明が進もうと、動物にも植物にも水が不可欠なのは変わりないですもんね。 そんな雨乞いの神様のひとつが、南国市にある『瀬戸の滝』です。 昭和の初め頃は、ひでりが続くと「お水もらい」といって、近辺や隣の土佐山地区からお参りに来ていたそうですよ。 昔から大蛇が棲むといわれていて、登り口の『瀬戸神社』に神として祀られているそうです。