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103. 「お水もらい」に、瀬戸の滝

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  今年の冬は、本当に雨が降りませんでした。 気象庁によりますと去年の12月からこの2月まで、東日本と西日本の太平洋側では統計を取りはじめた1946年以降、最も少ない降水量だったそうです。 雨が少ないと野菜が育たず・・・キャベツは高いし、ブロッコリーは見かけないし、不便が多い冬でした。 雨って大事。 そこに来て、各地で起こった山火事です。 もう恐ろしくて。 地面も空気もカラカラなので、火の勢いが止まらない。 日本中の人が、福島に雨よ降ってくれと願っていたのではないでしょうか。 雨の大事さを痛感しました。 降るとつい文句を言ってしまうんですけどね、てへ。 雨が降らなくてに困るのは、昔も今も一緒だったよう。 雨乞いの神様は各地にあります。 どんなに文明が進もうと、動物にも植物にも水が不可欠なのは変わりないですもんね。 そんな雨乞いの神様のひとつが、南国市にある『瀬戸の滝』です。 昭和の初め頃は、ひでりが続くと「お水もらい」といって、近辺や隣の土佐山地区からお参りに来ていたそうですよ。 昔から大蛇が棲むといわれていて、登り口の『瀬戸神社』に神として祀られているそうです。

101. それいけ!轟の滝

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  2025年4月から、朝の連続テレビ小説『あんぱん』が始まります。 やなせたかし先生のふるさとであり、アンパンマンミュージアムもある香美市香北町(かみしかほくちょう)。 自然豊かで、穏やかないいところです。 その香北町には滝がいくつかあるんですが、今回はのどQおすすめの『轟の滝』を紹介します。 まあ、のどQがすすめるまでもなく「日本の滝100選」に名を連ねるくらいの景勝地なんですけれど! すてきな滝って山奥にあることが多いんですよ。 当たり前のことですが(汗) 『轟の滝』への道中は、山道にしては少し広め。 狭くなるところもありますが、走りやすかったです。 到着したら、駐車場もトイレもあり◎ 季節のよっては茶屋も開いているみたいですよ。(真冬なので閉まってました) 駐車場から少し歩くと滝の音が聞こえ始めて、展望台に到着。 そこから滝の全景が見えます。 白亜紀の礫質砂岩(れきしつさがん)の断崖を、三段になって落下する美しい滝。 落差は約80メートルです。 青く静かな滝壺に、ゾクっとしてしまいます。 特に上段の滝壺は、径約15メートルの円形の甌穴なのだとか。 (↑難しい言葉は、ぜーんぶ案内板の受け売りデス)

99. 銀笛を吹く君の肌は冷たし
  〈白水の滝〉

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  2025年が始まりました! 今年もあちらの伝説こちらの風景をご紹介していきますので、お付き合いくださいませ。 今年は巳年。 ヘビの伝説の宝庫といえば、やはり滝(←あくまでも個人の意見) ということで、滝からのスタートです! 前回は、虚空蔵山に残る『徐福伝説』について書きました。 2200年前に中国から不老長寿の薬を求めて旅立ち、嵐にあい虚空蔵山にたどり着いたという壮大なストーリーです。 →気になる方は 『面白き伝説の山、虚空蔵山』の回 もぜひ