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112. 悲劇の宰相か、はたまた鬼か

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  「米不足」「米の値段が高騰」という文字が、ニュース記事をにぎわせております。 最近の天候不順は深刻です。 そんな中、高知市の春野地区を通りかかったとき、実りかけた稲がそよそよと揺れている風景が広がっていました。 400年ほど前に、荒地に用水路を作る指揮をとった野中兼山さんと、実際に働いてくれた多くの人々に感謝やなあと、しみじみ思いました。 山内家と親戚関係だった野中兼山さんが、土佐藩執政の座についたのは22歳。(一説には17歳) 他の年長者を差しおいてですから、さぞかし周りは面白くなかったことでしょう。 財政を確立するために、新しい田んぼを作り年貢を増やそうと仕事に邁進していきます。