9. おみろくさまは、大人気


今回は、薬事法にひっかかってしまうかも・・・? 



体験者の話。
子供にウィルス性のいぼが出来てしまいました。
ウィルス性のいぼは、皮膚科で液体窒素を使い焼いてもらう治療になるのですが、これがなかなかの厄介者。
何回も通わなければなりません。
しかも、その子のいぼが出来たのは手の指先。
敏感なところなので、焼く治療なんて考えるだけで痛いです。
根気よく通ったのですが一向に良くならないので、『おみろくさま』にお願いしてみることにしました。
するとどうでしょう。
何日かすると、治ってしまったのだそうです。


「あそこは、すごい」
力強い言葉に、私少し洗脳ぎみ。



土佐市の新仁淀川大橋のたもとにある小さな神社、それが『おみろくさま』です。
いぼや出来物に効くと言われています。
小さいと言っても、のぼりも立ってますし御神木もあり、駐車場も10台くらい停められます。


私が小学生だった頃から、この神社はすごいという話は高知市にも伝わってきていました。
いぼを取ってくれる=体の中の出来物も取ってくれる
ということで、参拝の方が絶えないようです。


お参りさせてもらったのですが、雰囲気のいい神社で何か温かい感じさえします。
とても慕われていて、大事にされているのが伝わってきました。
神社というより、お寺の雰囲気に近いような(個人比)






不思議なのは、鳥居に『弥勒大明神』の文字が。
神社の中には、「弥勒菩薩」という文字や真言まで書かれてあります。
神社なのに菩薩。
日本の宗教って寄せ鍋みたいだなって思うことがあります。
土着の神々も、渡来した異教の神様も全部取り込んで拝む。
良いといわれるものなら何でも拝む。
そんなおおらかさが、日本人には備わっているのだと思っています。
神社なのに菩薩・・は、廃仏毀釈前をのぞき見てるような気分になります。



また、弥勒菩薩は56億7000万年後に現れて多くの人々を救うといわれるヒーローですからね。
かっこいい。
でも、遥か彼方の未来だなー。


神社の中には、結願された方が納めたカエルの置物がたくさん。
いぼということで、いぼガエルという発想なのでしょうか。
それにしても、すごい数です。
カエル嫌いにはキツいでしょうか。


雨の日だったのですが、参拝の方が次々やってきます。
お参りしていたお婆さんが、秘密を教えてくれる口調で私に言いました。
「ここは、すごい」
はい。
洗脳終了ー。
出来物できたら、間違いなく拝みに来させていただきます!

 

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